葬儀で失敗しないために知っておくべきこと

多様化する葬儀のカタチ

なぜ家族葬が増加傾向にあるのか?

家族葬が増えている理由として考えられるのはいくつかありますが、代表的なものは2つあります。
1つ目は、急速に進んだ少子高齢化と核家族化で兄弟が少ない家庭が増え、親が亡くなって、葬儀を行う場合、子供一人あたりの経済的負担が大きくなった事があります。
2つ目は、昔に比べ近所付き合いが少なくなり、地域別の風習やしきたりに縛られなくなったことで、周りの人達にあまり気を使う必要もなく執り行うことができる家族葬が増えているようです。この現象は特に住民の入れ替えが頻繁で、より近所付き合いが希薄な都市部で顕著に現れています。
この2つからわかるように現在の葬儀事情は「簡素化」や「個人化」という流れに向かっているようです。

一般葬と家族葬の割合

家族葬は、葬儀全体で、どれくらいの割合を占めているのでしょうか?具体的な数字を見てみましょう。
株式会社鎌倉新書が平世29年に2年以内に葬儀を行った40歳以上の男女1999人に行った調査によると一般葬が52.8%で家族葬が37.9%となっています。
また、公正取引委員会が平成28年に696の葬儀業者に対してアンケートを行い、まとめた調査書によると直近事業5年度で年間取扱件数が増加傾向にある葬儀の種類は?という問いに家族葬が51.1%、直葬が26.2%、一日葬が17.1%と回答があり、反対に減少傾向にある葬儀の種類は一般葬が68.8%、社葬が24.3%となっており、やはり小規模な葬儀が増え、大規模な葬儀が減少してきているという結果がでました。